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黄金の国イワテ ボランティア旅

さて・・・予告してました通り岩手班再開です!

10月の連休に岩手でボランティア作業をしてきました。

個人ボランティアの大型受け入れセンターでもあり、また沿岸被災地後方支援基地でもある遠野市の
ボランティアセンター、遠野まごころネットに登録して活動しました。


遠野まごころネット

大槌町での仮設住宅めぐり
大船渡越喜来地区での復興イベント
大槌での花壇の整地草取り作業

今回の岩手行きの前に、テレビで何故かやたら「大槌」の文字を目にしててなんとなくひっかかってましたが
大船渡についで大槌町もボランティアの縁がつながる土地になろうとは。。

今回は遠野駅近くの宿をとり、毎朝宿からボランティアセンターのある白岩地区まで自転車で15分ほど
朝もや・霧の中を漕いで出勤?していました。

ボランティア活動中の写真はありません。センターより被災地での写真撮影は現地の住民感情を考慮して
原則禁止!との通知でしたので
確かに作業中、車でやってきた人が草野原となったかつての町をパシャパシャデジカメで撮影しているのを見ましたがなんだか違和感がありました

ボランティアはかわいそうだからやってあげる、というものではなく現地の方々の復興へのお手伝いをさせて
いただき、復興へわが身を役立ててもらおう、という”よりそう”スタンスですから

大槌町内を作業現場にむかって車で移動していたところ、

かつて住居のあった基礎部分、土台や玄関があったろうと思われる場所に綺麗なお花が花瓶にいれられ
供えられてあり、

・・・ここが以前は中心市街地で人々の行きかう住宅街であったこと、
あの日大津波がやってきて、一瞬のうちに瓦礫と化してしまったこと。

ここで津波に飲まれて大勢の人が亡くなり、引き波とともに海にさらわれて行方不明になっている現実・・・

そんな現実を目の当たりにしました。


大きな瓦礫類は処分されて、整地されており、草野原とかろうじて残った鉄筋コンクリートの建物数棟が
引き裂かれた建具や割れた窓ガラス、カーテンがひらひらはためくだけになっており

車や風で土ぼこりがときおり舞い上がっていました。

悔しさと切なさとむなしさと無念の思い、自然の脅威を感じ ただただ泪をこぼさずにはいられませんでした









今回は 遠野ぶれんどの方々にとてもお世話になりました。
前回、6月に岩手入りしたときにお世話になったので、そのお礼を述べる旅にしたいと思っていたのが

自転車や宿の問い合わせ、空港への出迎え、そして夜の歓迎会など心づくしのもてなしをしてくれました

遠野のつながり、絆 あたたかさに心から胸をうたれました。。。
ありがとう、〇ぢさん、〇マンさん、〇猫さん、〇神さん、〇吹さんそして〇如さん!!

次回は、ボランティア後の命の洗濯、長年の夢 紅葉真っ盛り八幡平紅葉狩りトレッキングを
お伝えします!!!

by oosumihayato | 2011-10-29 22:13 | 北へ