3年目の311に寄せて

私が東北、岩手県と出会うきっかけとなった音楽家。星 吉昭さん。

何故そこまで岩手が好きなのか、鹿児島人がどうして普通じゃ地縁も血縁も全くない岩手に惹かれるようになったのか、、、
人には 手っ取り早く 宮澤賢治のファンで、と説明してるが微妙に異なり、実際は姫神の音楽との出会いが最初です。
当時、お店に一個だけ置かれていた「姫神BEST20」てカセット。
当時、11歳で何気なくジャケ買いをして一曲目に全身に鳥肌が立ったのを忘れません。「あおらむ雪のうつろの中へ」なんて神秘的な曲名、吸い込まれそうな曲、、、他にも
「遠い日、風はあおあお」
「春風祭〜遠野物語への旅」「大地燃ゆ 〜秀衡のテーマ」など、四季や里山の風景が浮かんできたり美しい草原や森がイメージで浮かんできたり荘厳さ、可憐さ、シンセサイザーという電子楽器でここまで情感細やかに表現できるとは!!
そして宮澤賢治の作品に中学1年で出会い、彼のどくとくの すきとほった、悲しみをこえた清明清浄な言葉の響きに惹かれ
そして姫神こと 星さんが宮澤賢治の世界観にも影響を受けていること花巻出身の宮澤賢治の隣町の東和町、北上山地の山あいで岩手の郷土芸能などにインスパイアされて音を紡いでいることを知りました。
そこから遠野の地を知り、遠野物語と出会い、星さんの活動拠点だった遠野郷はいつしか憧れの地となったのでした。
姫神、星さんといえば遠野、そして平泉というイメージで
また歴女で日本史が好きで、戦国時代や江戸時代よりも古代や源平に惹かれていた私は自然な流れで奥州藤原氏、平泉にいきつき、またも岩手県だとわかり、

姫神が岩手の郷土芸能、宮澤賢治、平泉など古代の歴史、岩手の風光明媚な自然に培われ、またそれを音を紡いで表現してると知り、
自分の好きなジャンル、アイデンティティ
宮澤賢治、姫神、遠野、平泉がすべて岩手県に揃っていたのでした

まだ東北、岩手が憧れの遥かな北の大地だった頃、姫神を目を閉じてきいていると
まだ見ぬ東北の地の、春萌えに輝く草原、風渡る新緑の森、吹きすさぶ雪、吹雪、東北の民の哀しみをこえた優しさ、清らかさがありありとまぶたに浮かんだものでした。
そして、はじめて旅した岩手の地は思い描いた心象風景に劣らぬものでした。
岩手の人の優しさにふれ、帰りの釜石線のプラットホームでは逆ホームシックになり涙がぽろっとこぼれていました。
宮城岩手内陸地震もショックで、地震後も岩手には訪れていて、ようやく平泉方面も復興してきたなあ、よかった、次に行くときは三陸方面も行ってみよう..そう思っていたら、、、
震災が起きて、正直(また岩手なの?なんで岩手なの?)といろんな意味でショックでした。
ほとんどの鹿児島県民にとってもしかしたら存在さえ知らなかったかもしれない(鹿児島県民にとって東北はそんなもんです。生活してて全く縁のない無関係な土地ですし)
でも岩手にアイデンティティがある私にとって、なにか小さくても岩手の人々の役に立ちたい!と思い、職場でと復興支援隊に赴き、また個人でも遠野を拠点としたボランティアネットワークに参加して活動したのでした
岩手は第二のふるさと、遠野は心のふるさと、て常日頃口にしてますが、こうした岩手に対する思い入れがあるのでした。
友人たちを励ましたい思いと、大好きな岩手の復興へお手伝いしたい思いからの支援活動の参加でしたが、何かと応援やフォローなどしてくれて心のよりどころとなったのは
遠野の大好きな仲間たち、友人たちでした。

昔から東北、岩手は大好きな土地ですが

今も変わらず大好きです。


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by oosumihayato | 2014-03-11 23:54