ゴッタン、なる楽器。。。

2月3日、4日と 先週(1月25日)に福岡市博物館で開催された「平泉・みちのくの浄土」展にちなんだ、姫神のミニコンサートの模様がNHKFMで収録されていました。50分の演奏を、どのように番組にするのかな?と興味もありまして・・・
確かに、目の前に収録用の集音マイクが、周囲にかがり火のように配置されてましたし(笑)
 番組ではコーナーとして3日は「火振り神事」「津軽三味線奏者・黒沢博幸さんのソロ演奏を、2日目は「大地燃ゆ」ゴッタンとのコラボ「十三の春」を放送していました。
姫神の曲もFMでの放送もそりゃ、興味深かったですけど それよりなにより?
そこで、紹介されていた、この南九州・鹿児島特有のゴッタンという三味線のような楽器・・・が気になりましていろいろ調べてみました。
しかし、ゴッタン たぁ~ 鹿児島らしい武骨なネーミングです・・・さすが薩摩隼人、島津のお国。
なんだろう、弦を弾くときの音からとったのかなー?擬音語なのか?擬態語なのか?
黒沢さんが演奏していたゴッタンは綺麗に磨き上げられていたようですが、普通の?ゴッタンは超武骨。杉を削って三味線の形にしましたっ!てかんじです。
三味線は皮を張りますけど、ゴッタンは皮は張らず、鹿児島の杉板をはるというもの。
ちなみに郷土のお菓子で 「ゲタンハ」なるお菓子がありますが、見た目が「下駄の歯 のようだから ゲタンハ」ミョウに納得。「けせんだご」・・ケセンの葉で包んだ団子だから。洒落っ気なしの武骨で直球勝負。さすが活火山の国。(謎)

MCで、姫神さんがゴッタンを紹介してたなかにもありましたけど。
「えびゴッタン」と紹介されていたような(?と聞こえた)気がしますが、
正式には「えびのゴッタン」で、一部宮崎県南部にかかりますが(もとは島津氏の発祥地であり支配地)都城や、えびの方面で「白鳥杉~霧島地区に生える杉」を使って作ったものが、この「えびのゴッタン」だとか。
 ゴッタンは、一昔前までは、鹿児島県のどこの家庭にもあったものらしく、杉材を主として作っている三味線様の三弦楽器です。
昔はゴッタンを作るのは大工さんの仕事であり、家を新築したときに、大工さんからお礼として家主に贈られていたのだといいます。
ゴッタンは撥(ばち)を使わず人差し指で弾くのだそうで。そのためか三味線のバチのペコペコ言う音が入らない分、見た目は武骨ですが、繊細な音だなという印象でした。
 なんとなーく、もう何年も昔でしたけど、ちょこっと津軽三味線をお稽古する機会があったのですが、その時に 母が、蔵?物置?から「練習用に使ったら?三味線じゃないけど、こんなのもあったよー。ゴッタンていうの」って引っ張り出してきて、津軽三味線や、三味線を見慣れていた私は、あまりの 武骨さに「なんじゃそりゃー?」て思わず失笑してしまったのですが、なるほど、大工さんの心のこもった品だったのですね。深く反省。。。
本土最北端の東北の方から、本土最南端の南九州の楽器を再発見させていただきました。
ありがとうございます、黒沢さん、姫神さん。
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by oosumihayato | 2009-02-06 12:04